(続き)
ある時、小さい三郎がふうふう荒い息をついてぐったりしている日があって、本体も調子が悪いはずなのに実技の授業に出ようとするから、「やめときなよ、具合悪いんだろう」と手を引いて止めてやると、「さすが雷蔵はなんでもお見通しだな」と観念する
「まあね」と得意げに答える雷蔵。三郎は少し顔を歪めて「肝心なことは気づかないくせに」と呟くような小声で言う
問い詰めようと思っても体調を理由に逃げられて結局聞けずじまい。
小さい三郎は三郎の恋心の化身でした、という話
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