体調が悪いのに雨の中訓練して体調悪化させた三郎
「言い訳があるなら聞く」高熱を出してもうろうとしている三郎に、容赦なく詰め寄る雷蔵。「絶対聞かないやつ…」「言い訳はないということでいい?」「あー、それはだな、」とようやく切り出す三郎。曰く、万全の状態でないときに敵に襲われることを想定して、どこまで自分が動けるか試しておきたかった、とのこと。
「こんなこと試せるの、学園にいる間だけだし、一度くらいいいじゃないか」悪いともなんとも思っていなさそうな三郎。「まあ、きみに迷惑をかけたことは謝る」「迷惑じゃなくて、心配なんだけど」はあ、と重たいため息をついて、布団に臥せる三郎の胸ぐらをつかみ上げる。
「学園にいる間だけ? とんでもない。おまえがどこの城でプロ忍になろうと、フリーの忍者をやろうと、ぼくが地獄まで追いかけておまえの看病をしてやるから。ぼくに迷惑を掛けないというなら、もう二度とするなよ」乱暴に三郎を突き放し、「寝てろ!馬鹿!」と吐き捨てて部屋を出て行く雷蔵。残された三郎は高熱で頭がよく回らない。「今の……プロポーズ……?」呟いたきり、深く考えられずに意識を飛ばす。

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