7960のアバター

#長雷 #竹鉢

(続き)

一方雷蔵は雷蔵で落ち込んでいる。

雷「僕たちだけ遊んでいていいのかな。僕も八左ヱ門と一緒に帰ったほうが……」中「鉢屋は自分のせいでおまえが行きたい場所に行けなかったら、その方が気に病むだろう。しっかり楽しんで、そうだな、何か土産を買って戻ろうか」雷「……はい。そう、ですね。僕、すこし寂しかったのかもしれません。昔だったら、ああいうとき三郎が頼るのは僕だったのに。三郎が八左ヱ門に助けを求めたことが、なんだか寂しかった。……だめですね、三郎のことを気に掛けてるつもりが、自分のことばかりで」

苦笑いする雷蔵の頭をぽんと撫でる中在家先輩。言葉は何もなく、ただ頭の上の重みに軽く俯いて、それから顔を上げる雷蔵。

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