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#忍ミュ 14弾の双忍のはなし

そろそろ14弾再演の話をします。

別に再演に限った話じゃないのかもしれないんですけど、初演の時はなにがなんだか分からないで見た1回だけが劇場での観劇経験だったので、見えてなかったものが圧倒的に多すぎた。配信は期限いっぱいまで何度も見たんですけど、これ多分映像に残ってないか、残ってても暗転中なので見えなかったんじゃないですかね。とにかく私は14弾再演で気付いたので、私の他にも気付いてない人いたら、円盤で写ってるかどうか分からないので、是非劇場で見てもらいたいです。

どこかというと、ドクタケ城監視中の双忍二人っきりのシーンなんですけど。双忍好きとして目が離せないシーンではあるのですが、よくよく考えると、どうして三郎は雷蔵に「異常なし」をわざわざ報告したのか。「どした?さっきからずっとぼーっとして」の台詞も、「さっきからずっと」って言い方が少し不思議ではある。その答えがシーン前の暗転中にあったんです。

暗転中、先に雷蔵が肩を落としてとぼとぼと歩いてくる。後から、三郎が遠眼鏡で周囲を見渡しながら出てくる。その途中で、雷蔵が肩を落としているのを、三郎が見つけてるんですよね。遠眼鏡で雷蔵のほうをじっと見る。そして、遠眼鏡をはずして再度見ている。そのときの表情がまた、なんとも言えない優しい笑みをしていて、この笑みを的確に表現する語彙を私は持たないんですけど、端的に言うと『愛』……なんですかね……。

つまり、何が言いたいかというと、あのシーンの三郎は、思いつきで「異常なし」を雷蔵に報告したわけでもないし、その返事がなかったから「どした?」と聞いたわけでもない。雷蔵が悩んでいること、たぶん悩みの中身も、全部分かった上で、聞いている。雷蔵に悩みを打ち明ける機会を与えて、どうやって雷蔵の悩みを和らげようか、そこまで考えた上でのあの「異常なし」で「どした?」なんだ。なのに、まるでそんな風には聞こえない、あたかも今気付きました、という聞き方をしている。余談ですがこの「どした?」の聞き方もすごく好き……。ほんとにさりげない、気負わない口調なので。

ミュの三郎はいたずらっ子の側面よりもやさしさが際立っていて本当に好きです。それでいて、用意周到さ、用心深さも感じられる。甘えたり巫山戯たりもするけれど、それも全部状況に応じてそう振る舞っているように見える。

ほかにもいろいろ言いたいシーンはあるんですけど、長くなるのでこれだけはどうしても書き残しておきたかった。素敵な三郎を演じていただき、本当にありがとうございます……。

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