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#雷鉢

出かけるたびにいつも雷蔵にお土産を持って帰る三郎 街で人気のお饅頭やら、おしゃれな組紐やら、流行りの絵草紙やら、毎度もらってばかりだから雷蔵が「いつも悪いからもうお土産はいらないよ」と三郎に言う 言われた三郎はショックを受けて、それからはお土産を買ってくることはやめたけれど、道端で咲いてた綺麗な花とか、河原で拾った丸い石とか、よく熟れて美味しそうな柿とかを、雷蔵に見つからないようにそっと机の上に置いておくようになる 雷蔵はそれを微笑ましく思っているけれど、八左ヱ門は「動物の求愛行動と同じだなあ」と思って見守っている

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